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DMPK 2015年 (第30巻1号) Non-P450 テーマ号へのご寄稿のお願い

 DMPK誌は2008年発刊の23巻1号より年一回テーマ号(Theme Issue)を設け、薬物動態に関する特定のテーマの総説や論文を掲載し、学術誌としての注目度や誌質およびインパクトファクターの向上に大きく貢献してきました。来る2015年(第30巻1号)においては、「Significance of non-cytochrome P450 (non-P450) enzymes in basic science, clinical field and drug development」(仮題)をテーマとして、広く国内外の臨床薬物動態に関わる研究の第一人者の先生方によるテーマ号の刊行を予定しております。
 昨年は本学会などにおきましてもnon-P450薬物代謝酵素、すなわち、抱合酵素やエステラーゼの薬物動態に果たす役割が注目されました。Non-P450(non-CYP)を扱って、日本薬物動態学会第7回ショートコースならびに第28年会シンポジウムが企画されたことが物語るように、医薬品開発から臨床まで、薬物動態がカバーするあらゆる分野でnon-P450の重要性は大きく、テーマ号としてまとめることは極めて意義深いものと考えます。
 そこで、昨年の日本薬物動態学会第7回ショートコースと第28年会でのnon-CYPのシンポジウムで情報発信をして下さった先生方のご発表に立脚してテーマ号立案をしました。現在、外国からの執筆者として、Charles N. Falany先生 (Univ. of Alabama)、また国内からは、佐能正剛先生(広島大学)、中島美紀先生(金沢大学)、および成富洋一先生(アステラス)から総説のご投稿を賜ることを予定しており、国内外から注目を浴びる内容の濃いテーマ号になるものと期待されます。
 日本薬物動態学会会員の皆様におかれましても、広く臨床と薬物動態に関連した内容の論文を投稿されるご予定の場合には、他誌ではなく是非本誌のこのテーマ号に合わせてご投稿いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。ご投稿の際には、カバーレターに、“Non-P450” テーマ号への投稿である旨を必ず明記してください。
 本年8月末までにご投稿頂ければ、テーマ号掲載の対象となりますので、何卒ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。

 DMPK Vol. 30, No. 1 (2015)
 Guest Editors of the Theme Issue
 小倉健一郎 (東京薬科大学)
 石井 祐次(九州大学)

 DMPK
 Editor-in-Chief
 山崎 浩史(昭和薬科大学)