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第3代DMPK編集委員長挨拶(玉井郁巳)

DMPK誌編集委員長就任にあたって

金沢大学医薬保健研究域薬学系 玉井郁巳

2010年1月より、日本薬物動態学会のオフィシャルジャーナルDrug Metabolism and Pharmacokinetics (DMPK) 誌の編集委員長に就任いたしました。その責務を全うすべく努力して参りたいと思っています。

本学会が会員の皆様のためになすべき重要なことは、研究成果の公表、最新情報の提供、そして交流の場となる年会などの開催と学会誌の発行です。特に学会誌は、会員の研究成果をよりタイムリーにインパクトのある形で発信する媒体として機能する必要があります。そのためには、迅速で的確な審査と早期の掲載と内容の充実によって、より多くの読者と強い影響力を持つ国際誌となることが望まれます。

「薬物動態」誌は、2002年に林正弘先生を編集委員長として英文化された「DMPK」誌に衣替えしました。さらに、2006年からは千葉寛先生を編集委員長とした活動によりインパクトファクターの取得に至りました。このような国際誌としての地位確立は、PubMedへの収載、電子投稿システムの樹立、さらに定期刊行の確実な実施など、歴代編集委員長をはじめとする学会関係者の努力の賜と言えます。

今後は、DMPK誌が有する「薬物動態研究成果を公表できる国内発行の国際誌としての機能」をさらに充実することが望まれます。「国際化」と「専門性の深化」はこれらを満たす方向であると思います。国際化としては国外からの編集委員をお迎えするなどし、海外からの投稿者と読者の増大を進めたく思います。また、DMPK誌が数多くある内外の学術誌の中でどのような特徴を持つべきかを考え、Editorial Advisory Boardメンバーの再編などを実行したいと思います。特に当面は、拡大・進化するアジア太平洋地域の薬物動態研究者の専門誌としての機能を持たせるべき展開を、学会活動と歩調を合わせて進めたいと思います。

新しい10名の編集委員とともにDMPK誌の充実化を目指して努力する所存でおりますが、その実行には投稿者・読者となる会員の皆様のお力添えが必須です。会員の皆様には薬物動態研究の発展にDMPK誌を利用していただけることを強く願うとともに、編集委員会へのご要望とご協力をいただけますようよろしくお願いいたします。