日本薬物動態学会 第29回ワークショップ/第9回ショートコース

第9回ショートコース ポスター
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(PDF 505K)
日時: 20155月14日(木)955-1430
会場: 学術総合センター 中会議場
主題: 薬物動態研究の新展開 〜新しい質量分析技術の医療や創薬への実践的貢献〜
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第29回ワークショップ
日時: 2015514日(木)1450-18:10、15日(金)930-18:00
会場: 学術総合センター 一橋講堂
主題: 薬物動態研究の新展開 〜企業における薬物動態研究の方向性〜
  プログラム案はこちら (PDF 164K)
  • 事前参加登録開始:2015年1月16日(金)
    ※事前参加登録が完了後、登録確認メールが届きます。振込先等はそちらに記載されております。
  • 事前参加登録締切:2015年3月16日(月)3月31日(火)4月10日(金)
    事前参加登録を締め切りました。多数のご応募ありがとうございました。
  • 参加費
    学生会員は先着50名まで無料!!
    ※学生会員は先着50名まで無料となりますので事前登録をお早めにお願いします。
    (事前参加登録完了後、学生証のコピーをFAXまたはE-mailにてご提出ください。ご提出がない場合、一般扱いとなります。)
      区分 事前 当日
    ワークショップ 会員 18,000円 23,000円
    非会員 28,000円 33,000円
    学生 3,000円 5,000円
    ショートコース 会員 12,000円 17,000円
    非会員 20,000円 25,000円
    学生 1,000円 3,000円
    両方 会員 27,000円 36,000円
    非会員 40,000円 50,000円
    学生 4,000円 8,000円

日本薬物動態学会第29回ワークショップ開催にあたって
代表世話人 樫山英二
(大塚製薬株式会社 徳島研究所)

代表世話人2015年5月14日(木)と15日(金)の両日、第29回日本薬物動態学会ワークショップを学術総合センター(一橋講堂)にて開催いたします。今回のテーマはショートコースと連動させ、「薬物動態研究の新展開」とし、サブタイトルとして「企業における薬物動態研究の方向性」とし、以下の3つのサブテーマから構成することとしました。

テーマ1 次世代創薬の展望
テーマ2 薬効領域への貢献
テーマ3 安全性領域への貢献

長寿健康社会の実現にはライフイノベーションの推進とアンメット・メディカルニーズに応える革新的な新薬の開発が望まれており、「次世代創薬」としてアカデミア等の基礎研究を製薬企業で実用化に結び付ける試みが実践されています。一方、薬物動態研究は、ヒトの薬物代謝酵素やトランスポーターの遺伝子や機能解析が進み、革新的な分析技術や種々の新しい実験法の開発、予測解析方法の進歩により、医薬品開発において素晴らしい成果を上げてきました。1990年代には薬物動態による原因で開発中止になる事例が多く存在していましたが近年では著減し、有効性や安全性が医薬品開発の大きな課題として残っています。日本薬物動態学会の千葉会長が学会ホームページの挨拶で述べられているように薬物動態研究は成長期から成熟期への移行期にあり、今後の展開として薬効と安全性の境界領域への進展を挙げられています。
本ワークショップでは初日はテーマ1として「次世代創薬の展望」として日本が国策として進めています日本発の革新的な医薬品創出に向けた取り組みや、製薬企業が取り組んでいます社外の技術を活用する戦略についての事例を紹介頂きます。また、このような変革期に薬物動態研究者への提言として創薬化学者からと、前に記載した日本薬物動態学会千葉会長からは薬物動態研究の将来について講演頂きます。次世代創薬の展望と、医薬品開発における薬物動態研究者の役割について改めて考える機会にしたいと考えています。
2日目は千葉会長が挙げられた医薬品の最小要求項目である薬効及び安全性分野における薬物動態研究者の研究成果をアカデミアの先生から基調講演として、また既に境界分野で成果をあげられている各製薬会社の事例を紹介頂きます。製薬企業で薬物動態研究に携わっている研究者が部門や領域の垣根を越えての役割や研究の方向性を考える機会になれば幸いです。最後に、特別講演として臨床現場から副作用発現予防や新規創薬を目指した研究を精力的に行っております東京大学付属病院の鈴木先生から、その研究の一端を紹介頂きます。この場を借りて、ご協力いただいた関係者の皆様にお礼を申し上げます。  
薬物動態研究者が従来の研究領域にとらわれずに一歩踏み込むことで、医薬品開発でさらに重要な役割を担うことができると信じており、本ワークショップがその一助になれば幸いです。多くの方々のご参加を心からお待ちしています。

日本薬物動態学会第9回ショートコース開催にあたって
実行委員長 矢吹昌司
(大日本住友製薬株式会社 前臨床研究所)

実行委員長日本薬物動態学会ワークショップの初日となる2015年5月14日(木)に、第9回ショートコースを学術総合センター(中会議場)にて開催いたします。今回のワークショップのテーマにもありますように、薬物動態研究は医薬品開発における新しい活躍の場を開拓する局面にあります。そこで今回のショートコースのテーマは、ワークショップと同じ「薬物動態研究の新展開」、サブタイトルを「新しい質量分析技術の医療や創薬への実践的貢献」とし、現場から境界領域に踏み出していくような、アクティブな研究にフォーカスしました。
質量分析は、1970年代のGC/MSの実用化に始まり、1990年代にはLC/MS/MSが普及した結果、主に低分子の薬物濃度測定や代謝物構造解析といった研究を通じて、薬物動態研究を大きく発展させました。近年ハードウエアの進歩によって、分析対象としての応用範囲も広がりを見せ、内因性物質(バイオマーカー)や高分子の測定、組織分布(イメージング)を通じて、薬物動態分野にとどまらない新しいトレンドを作りつつあります。
今回は、主に製薬企業の研究を中心に演題を募集し、最新の分析基盤技術の構築や、実際の創薬への応用を通じた薬物動態研究のイニシアチブの事例をご紹介いただくことにしました。また、バイオシス・テクノロジーズの中山登先生には分析技術の進展と医薬品研究への応用の変遷をオーバービューいただき、国立がん研究センターの新間秀一先生には実際の医療現場での活用についてご紹介いただけることとなりました。この場を借りて、ご協力いただいた関係者の皆様に御礼申し上げます。
ワークショップで質量分析を取り上げるのは、1995年以来20年ぶりですが、今般の新しい技術と応用の進展を実感いただき、医薬品研究開発の効率化につながる活発な議論がなされることを期待しております。例年通り、研究者によるフランクな議論ができる会合ですので、多数の皆様のご参加を心からお待ちしております。


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