Newsletter Volume 34, Number 1, 2019

Newsletter Volume 34, Number 1, 2019

はじめに

 2019年が明けて,早くも2月下旬となりましたが,いかがお過ごしでしょうか.年明けから全国的にインフルエンザが猛威をふるい,国立感染症研究所感染疫学センターの流行レベルマップでは,依然として多くの地域で警報レベルとなっています.健康に留意し,体調を整え,平成最後の年を元気に過ごしたいものです.

 今号では,日本薬物動態学会第33回年会のベストポスター賞とDMPK賞(1st Place賞)を受賞された先生方からお言葉をいただきました.ベストポスター賞の中野正隆先生,三宅健之先生,井上大輔先生,伊藤利将先生,眞弓 慶先生,DMPK賞(1st Place賞)の原谷健太先生です.研究の着眼点や今後の展望など,各先生の情熱が凝縮された内容となっています.

 前号より新設された「若手が取り組む動態研究」の第2回は,東北大学未来型医療創成センターの菱沼英史先生より「薬物代謝酵素の遺伝子多型から副作用発現を予測する」をご執筆いただきました.「NEW FACE - NEW POWER」では,EAファーマ株式会社の松田和樹先生と千寿製薬株式会社の吉永 亮先生より,薬物動態研究との出会い,人との繋がり,そして将来展望を含めた熱いメッセージを寄せていただきました.また,技術・研究材料紹介(企業広告)として,シスメックス株式会社の久保裕之先生から「NanoDiscを用いたP450の再構築法および分光学的測定法による基質結合能評価法」についてご紹介いただきました.

 最後に「DMPK 34(1)に掲載された各論文の著者から読者へのメッセージ」がありますのでご活用ください.

 本年も会員の皆様にとって魅力あるニュースレターをお届けできるよう編集委員一同努力して参ります.話題提供,原稿執筆そして毎号の閲覧など,会員の皆様からのご支援・ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます.

特集記事のご紹介

若手が取り組む動態研究

 これからの薬物動態研究を支える若手研究者に御登場いただき,最新の研究内容を紹介していただくコーナーです.薬物動態学は絶えず進化しており,薬の動きを研究する学問から,新たな方向に広がっていることを感じます.本コーナーを通して,これからの薬物動態学の潮流を創り出す若手研究者の最新の研究動向を伝えます.若手研究者の斬新なアイデアや研究パワーを実感いただけることでしょう.

NEW FACE - NEW POWER

 「NEW FACE - NEW POWER」では,産学問わず今後の活躍が大いに期待される新任・若手の先生に御登場いただくことで,会員の皆様に広く先生を知っていただく機会とするとともに,新たな活力・刺激を本会にもたらすことを趣旨としています.そこで執筆いただく先生には,これまでの御略歴を含めて自己紹介をしていただくとともに,御自身の研究の展望や本会・本分野への期待・提言などを忌憚なく積極的に綴っていただくことをお願いしております.御登場いただく先生方はいずれも薬物動態学の将来を担う希望の星と期待されます.本コーナーが,本会において『新たな若いPOWERを全体で育んでいく風土』を醸成し,新旧会員の相互発展の一助となることを大いに期待しています.自薦・他薦問いませんので,是非本コーナーでの執筆希望を編集委員までお寄せください.

技術・研究材料紹介(企業広告)

 このコーナーは,薬物動態研究の技術や研究材料を提供する企業から広告として紹介いただきます.新たな技術や製品情報に接することにより,研究がより効率よく進むことを期待して設けました.