はじめに
木々の緑がいっそう深まり,夏の気配を感じる六月となりました.北中米で開催されているサッカーW杯に熱い視線を送っている方も多いのではないでしょうか.皆さまのご贔屓の国の活躍はいかがでしょうか.
身近なところに目を向けますと,新年度の慌ただしさも落ち着き,新入社員や新たに研究室に加わった学生の皆さんも,日々の業務や研究に徐々に慣れ,それぞれの立場で新たな挑戦を重ねていることと思います.
現在,製薬業界では,創薬モダリティの多様化や開発スピードの加速,さらにはAI技術の活用拡大など,かつてない変革が進行しています.こうした状況の中,薬物動態研究には,従来以上に迅速かつ高度な意思決定を支える役割が求められています.
一方で,研究環境が複雑化する今だからこそ,基礎的なサイエンスへの理解や,研究者同士の対話の重要性は変わりません.若手研究者の新鮮な視点と,経験豊かな研究者の知見が融合することで,新たな発想や価値の創出につながることを期待しています.
本ニュースレターが,会員の皆さまにとって情報共有や交流を深める一助となれば幸いです.
動態研究に取り組むNEW POWER
- 治療薬物モニタリングの発展に挑む臨床研究とアプリケーションの開発(尾田一貴)
今さら聞けない改変抗体の体内動態研究
- 第4回:組織移行性を高めた改変抗体
―組織に“入れる”と“留める”を両立する分子設計― (野口裕生,原谷健太)
DMPK 68に掲載予定の論文一覧
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