Newsletter Volume 37, Number 3, 2022

Newsletter Volume 37, Number 3, 2022

はじめに

 6月になって海外からの入国者数の上限が引き上げられるなど,様々な制限が緩和されてきております.感染対策には気を配りながらも,街中や行楽地などでの賑わいが少しずつ戻ってきているのを実感しますね.先日,子供がやっている屋内スポーツの大会がありました.感染拡大防止のため,保護者や指導者の会場への入場には制限があったものの,各コートにカメラが設置されており,試合がリアルタイムでYoutube配信される環境が提供されておりましたので,私は家のテレビで子供に声援を送ることができました.定点カメラですので,顔のアップやリプレイなどはもちろんありませんが,制約がある中で主催者の皆様が工夫してサービスを提供して下さっていることに感謝でした.コロナ禍でのこのようなインフラの整備により,今後のイベントでは状況やニーズに応じて多様な選択肢が取れるようになるのだろうな,と改めて実感した次第です.

 イベントという話になりますと,薬物動態学会関連でも,様々なシンポジウムやセミナーなどが,関係者の皆様のご尽力により企画・開催されています.特に,横浜での年会は,2019年以来のオンサイト開催に向かって,着々と準備が進められているところかと思います.エントリーも開始され,普段の会話の中でも年会関連の話題を頻繁に耳にするようになりました.横浜で皆様とお会いして,議論や雑談ができることを楽しみにしています!(H.T.)

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トピックス

 新規発見や手法の開発など学問の発展に伴い,医薬品等の研究開発から市販後の評価項目やその手法は絶えず進化しています.それに呼応して,日米欧の規制当局およびICH等からの規制情報も随時更新されています.ここでは,医薬品開発に用いる最新の技術・知見,医薬品審査の規制情報及びそれらに関連する情報のトピックスを紹介していきます.本記事を通じて,会員各位の業務に有効にお役立ていただければ幸いです.