日本薬物動態学会第26回年会(広島)                 jssxlogo
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年会長のご挨拶 

日本薬物動態学会 第26回年会
年会長 太田 茂 
(広島大学大学院医歯薬学総合研究科教授)

Shigeru Ohta

 この度、日本薬物動態学会第26回年会を平成23年11月16日(水)- 18日(金)に広島市、広島国際会議場において開催させていただくこととなり、誠に光栄に存じる次第です。

 第26回年会では「創薬と医療を支える薬物動態研究の推進」を年会テーマとしました。薬物動態学は、創薬の立場からも医療の立場からも極めて重要な領域となっている事は言うまでもないと思います。また、薬物動態学は日本が世界をリードする学問分野の一つになっております。これらの目覚ましい発展を背景に、本年会においては薬物動態学を中心に見据えた創薬並びに薬物治療に関する最新の知見を発表・議論する場として、会員の皆様方に活用いただけるよう現在鋭意企画を進めているところです。また、本学会の社会的役割を薬剤師の方々や一般の方々にも広く理解していただくために、年会翌日の11月19日(土)には市民公開講演会も開催致します。

 本学会は近年、特に国際化に力を入れており、今回もAsia-Pacific地域を中心に広く諸外国から、特別講演者、シンポジストをお招きするのはもちろん、一般講演発表等にも積極的に参加していただくように計画しており、活発な国際的交流が期待されます。この動きを具現化するため学会発表は原則的に英語で行うこととし、すべての口頭発表は例外なしに英語で行う予定となっています。なお、一般口演の質疑応答に関しては、演題申込時に日本語と英語の選択を可能とする予定です。今年も海外から出来るだけ多くの外国人の参加を歓迎し、本年会が盛会となりますように努力してまいります。

 11月中旬の広島は秋たけなわの頃であり、宮島などの観光名所が参加者の皆様をお待ちしております。どうぞ一人でも多くの会員の皆様に参加していただき、活発に議論に参加していただきますよう、心よりお願い申し上げます。  

 



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