東大大学院薬学研究科の杉山雄一教授が米国薬学会賞受賞

杉山教授が2003年の米国薬学会(AAPS) "Distinguished Pharmaceutical Scientist Award" を受賞することが決定しました。"Distinguished Pharmaceutical Scientist Award"はAAPSの賞の中で最も権威があるもので、2年に1度、1名に授与されます。過去に7名が受賞していますが、米国所属以外の研究者としては杉山教授が初めてです。杉山教授が目指している「Molecular & Cell BiologyとPharmacokinetics / Pharmacodynamicsを連結する」という研究コンセプトとそれを支える薬物トランスポーターを中心とする成果が高く評価されたものと思われます。AAPS年会には例年7000人近い参加者と約700の展示ブースが出される創薬サイエンス研究のメッカです。今年、10月26〜30日にソルトレークシティにて開催されます年会のOpening Ceremony (10月26日)にて表彰式が行われ、27日には約2時間近いラウンドテーブルにて杉山教授の研究成果が紹介されます。(http://www.f.u-tokyo.ac.jp/~sugiyama/whatsnew/award.html)