日本薬物動態学会 第5回ショートコース

主題:
「細胞を用いた誘導および代謝に関する企業研究の最前線」

日時:2011年5月12日(木)
場所:東京大学・医学部教育研究棟内(14F)・鉄門講堂


第5回ショートコースは多くの方に参加いただき盛会に終わりました。要旨集を販売しておりますので、ご希望の方は事務局にお問合せください。

第25回ワークショップ/第5回ショートコースの収益の半分を東日本大震災の義援金として日本赤十字社へ寄付いたしました。

 

プログラムはこちら (PDF 12K)  ポスターはこちら(PDF 318K)



日本薬物動態学会第5回ショートコース開催にあたって

Moriwaki

 

第5回ショートコース実行委員長
森脇俊哉
(武田薬品工業株式会社 探索研究センター)

 第25回日本薬物動態学会ワークショップ(2011年5月12日から13日)に先立って、第5回ショートコースを東京大学鉄門講堂にて開催致します。
今回のテーマは、「細胞を用いた誘導および代謝に関する企業研究の最前線」です。今回でショートコースも早5回目となり、ワークショップの前に特に企業研究者が議論する場として定着してきました。今回はワークショップ初回開催時の基本に返って以下の点に留意してテーマ設定、演者選定を行いました。1. 話題的にワークショップと繋がりがある内容とする、2.一つの研究分野の基礎から最先端まで、一気に習得することができる、3. 特に企業研究者がすぐに実践できるような技術的な側面に焦点を当てる。
一般に薬物動態は薬物が生体内によってどのように影響を受けるかを研究する学問であり、一方、薬理・毒性は薬物が生体内にどのように影響を及ぼすかを研究する学問であると言えます。この点に立てば、酵素誘導は毒性の一つとも捉えることができます。同様に、代謝物を解析する研究は反応性代謝物やヒト特有代謝物など、毒性的な意義が多く含まれています。このように、本ショートコースのテーマはワークショップのキーワードである毒性と繋がってきます。
本ショートコースでは、まず冒頭でテーマの全体像を把握していただくために、東北大学の吉成先生から企業研究をサポートする酵素誘導と代謝についての基礎と分子メカニズムを含めた最先端研究について概説いただく予定となっています。
その後、企業研究者から実践的な話題を提供していただきます。今回は企業からの演者として、企業の第一線で活躍されている若手研究者4名を選定させていただきました。これらの演者から、クライテリアの設定法、培養法の最新技術およびCYP、非CYP酵素やトランスポーター分野における企業研究の取り組みに加えて、よりベンチサイドの実験手法のコツなど、この場でしか得られない話が伺える予定です。
このように本ショートコースはアカデミアと企業研究、基礎から最先端まで一気に網羅できるプログラム構成になっており、若手からベテラン研究者まで十分楽しめる内容となっております。また、今回もショートコースの目玉であるラウンドテーブルディスカッションを設けていますので、これら演者の先生と普段疑問に思っていることをぶつけていただき、演者、参加者で共に作る意義深いショートコースにできれば幸いです。

 



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