杉山雄一教授がFIP(国際薬学連合)より Hoest-Madsen Medalを受賞

日本薬物動態学会の前会長である杉山雄一教授が,FIP: International Pharmaceutical Federation (国際薬学連合)より、その薬科学賞である“Hoest-Madsen Medal”を受賞することが決定しました。”Hoest-Madsen Medal”はFIP のサイエンス部門で最も権威があるもので、2年に1度、1名に授与されます。FIP第3 代会長のHoest-Madsen博士を顕彰し、1955 年にHoest-Madsen Medalが設けられました。

杉山教授が目指している「「薬物トランスポーターの機能を分子レベルで解明し、速度論を基盤に,細胞、臓器から個体まで連結した解析を行うことにより、医薬品開発の促進と薬物治療の最適化のための方法論の確立」に関する研究、特に薬物トランスポーターの関わる医薬品の体内動態、薬物間相互作用、遺伝子多型による個体間変動の予測に関する研究成果が可能が高く評価されたものと思われます。年会の折に授賞式および受賞講演が行われます。今年度は9 月初旬、イスタンブールで年会が開催されます。わが国では永井恒司 博士が1986 年に受賞して以来2 人目の受賞です。これまで、薬物動態の領域の受賞者としては、以下の著名教授が受賞されています。

1972 Prof. J. Wagner (USA)
1978 Prof. G. Levy (USA)
1982 Prof. A. Becket (Great Britain)
1991 Prof. M. Gibaldi (USA)
1993 Prof. D. Breimer (The Netherland)
1999 Prof. R. Borchardt (USA)
2001 Prof. L.Z. Benet (USA)