「薬物動態」誌が電子化されJournal@rchiveに掲載
−創刊号に遡ってインターネット公開へ−
独立行政法人科学技術振興機構(JST)1)は、平成17年度から国内学協会等の学術雑誌の国際発信力の更なる強化と重要な知的財産の保存等を目的として、特に重要な学術雑誌について、過去の紙媒体の論文に遡って創刊号から電子化する電子アーカイブ事業2)を開始しました。具体的には、JSTで選定した学術雑誌について、JSTで電子化し、運用している電子アーカイブ事業サイト(Journal@rchive)3)にて全文公開するというものです。
JSTは、初年度の平成17年度に、外部有識者による電子アーカイブ対象誌選定委員会(委員長:黒川 清 日本学術会議会長(当時))を設置し、国内の学協会等が発行する約550誌を調査した上で、英文誌を中心に学術雑誌74誌を選定4)、5)しました。平成18年度は、新たに612誌から65誌(英文誌18,和文誌22,和欧混載誌25)を電子アーカイブ対象誌として追加選定しました。平成18年度に、本学会の学術誌「Drug Metabolism and Pharmacokinetics(DMPK)」が、65誌6)、7)の一つに選定されました。
JSTは電子化を完了したものから、順次Journal@rchiveに登載・公開しています。選定誌である「DMPK」は既にJ-STAGE上で全巻公開されているため、その前身誌である「薬物動態」が平成19年3月末にJournal@rchive上に電子化・公開されました8)。 これにより、「薬物動態」誌全巻(1巻から16巻)および本誌にSupplementとして掲載された第1回から第16回までの本学会の年会要旨が、すべてJournal@rchive上で閲覧できることになりました。著者、キーワード等の検索も可能ですので、大いにご活用ください。
「薬物動態」誌が、平成14年(2002年)に英文誌DMPK(17巻〜)と生まれ変わったことは、ご承知の通りですが、DMPKの総説、原著論文もすべて電子化されJ-STAGE上で閲覧可能ですので、今回、「薬物動態」が電子化されJ-STAGE上に載ったことより、本学会の学術雑誌がすべてWeb上で閲覧可能となったことは、会員は無論、この方面を研究領域とする研究者にとって喜ばしい限りです。Journal@rchiveとJ-STAGEは連携しており、前身誌と後継誌はリンクされています。DMPKの巻号一覧のページから「アーカイブ巻号一覧」のリンクをクリックすると「薬物動態」誌の巻号一覧のページへ移動することができます。
なお、第19回年会(平成16年;2004年)から年会要旨についても、J-STAGE上で「日本薬物動態学会年会講演要旨集」として公開していますが、残念なことに、第17回(千葉)、18回(札幌)の年会については、電子化されていません。また、第20回(マウイでJSSXとISSXの合同開催)、今年の第22回年会についても、運営形式が異なるため、電子化されませんが、これらの電子化についても、機会がありましたら、考慮していきたいと考えています。
参考:
1)独立行政法人科学技術振興機構(JST)
http://www.jst.go.jp/
2)電子アーカイブ事業
http://www.journalarchive.jst.go.jp/japanese/about_ja.php
3)電子アーカイブ事業サイト(Journal@rchive)
http://www.journalarchive.jst.go.jp/japanese/
4)平成17年度電子アーカイブ対象誌を選定
http://www.jst.go.jp/pr/info/info210/
5)平成17年度電子アーカイブ対象誌一覧
http://www.jst.go.jp/pr/info/info210/besshi1.html
6)平成18年度電子アーカイブ対象誌を選定
http://www.jst.go.jp/pr/info/info316/
7)平成18年度電子アーカイブ対象誌一覧
http://www.jst.go.jp/pr/info/info316/shiryou.html
8)薬物動態誌の掲載Web
http://www.journalarchive.jst.go.jp/japanese/jnltop_ja.php?cdjournal=dmpk1986
(文責:事務局長 大塚 峯三) |